スロベニアの港町、ピラン(Piran)に行きました。
日本を出てから早いもので9ヶ月ほど、海を見るのはおよそ1年ぶり。
前回はこちら
現地で集めた音に、即興で音楽をのせています。
車では宿のある街の中心まで入れず、郊外の駐車場に車を停めて、迷路のような細い道を歩きます。
海が見えました。
町はこれぞ港町といった感じで、家々が密集して建っています。
良い感じにレトロで、日本で見てきた漁村と大きく重なる部分があります。
大きく違うのは、色とりどりでパステルカラーの建物が多い、ということでしょうか。
とても懐かしい感じがするのと同時に、異国にいるという感覚を強く感じます。
町に着いたのは夕方だったので、翌日改めて散策してみます。
海はとても穏やかでほとんど波も立っておらず、磯の香りもまったくしませんでした。
町には、ノスタルジックだけど新鮮な、不思議な感覚をまとったものや建物が多く、歩いているだけなのにまったく飽きません。
残念ながら、有名な時計台は改修のため工事中でしたが、ドイツにいる間にまた来たい、本当に良い町でした。
これにてスロベニアの話はおしまいです。
ミュンヘンから車で数時間ということで、あまり下調べもせずに訪れたのですが、どこをとっても素敵で、だけど懐かしい感じのする、味わい深い旅となりました。
EU内の移動であれば越境するのにパスポートも必要なく、ほとんど国内旅行みたいな感じで国々を移動できてしまうのであまり意識することは少ないのですが、やはり国が違うと町の雰囲気も全然違います。
今回は改めてそんなことを強く思い、そろそろドイツ料理にも飽きてきてしまったので、また近いうちに行ったことのない場所を訪ねてみたいと思います。